お水の安全性について
震災後、原発問題もあってウォーターサーバーの注目が非常に高くなり、現在では多くの方が利用しています。
水道水には、放射性物質にかかわらず鉛やサビ、ウィルス、最近など多くの不純物が混入しているリスクがあります。
日本の水道水は世界一厳しい基準をクリアした安全なお水と言われていますが、やはり微量の不純物が混入してしまうのは避けられません。
さらに、水道水の殺菌処理として用いられる塩素が残留してしまうと、トリハロメタンという発がん性物質が発生してしまいます。
これは、沸騰後20分以上の長期間の加熱で対処できますが、毎回長時間過熱させるのも困難です。
微量であればリスクは小さいと言われていますが、心配な方はウォーターサーバーや浄水器を使用することをおすすめします。
硝酸態窒素には注意が必要です
2007年ごろになりますが、某メーカーのお水から「硝酸態窒素」が検出されたというニュースがありました。
硝酸態窒素は摂取してしまうと、体内で亜硝酸態窒素に還元され他の物質と結合することにより発がん性物質が生じてしまると言われている物質です。
さらに、乳幼児が継続して摂取してしまうとチアノーゼを引き起こすリスクもあります。
水道水などに含まれている可能性もあり、原因は化学肥料、農薬、生活排水などによる地下水の汚染と言われています。
できるだけリスクを回避するためにも、抵抗力の少ない乳幼児だけにでも品質の良いお水を飲ませてあげたいですね。
水道水はペットの身体にも負担がかかってしまいます
ペットにお水を与えるとき水道のお水をそのまま与えている家庭も多いと思いますが、実はペットの健康を考えると良いことではありません。
地域によっても異なってきますが、水道水にはカルキが含まれていてそれが愛犬・愛猫の腎臓に負担をかけてしまうのです。
したがって、水道水のお水をあげるときは1日汲み置きしておいてカルキを飛ばすようにしてください。
また、最近ではペット専用のウォーターサーバーもあったりするので、そちらを利用することで健康的な水分摂取を可能にすることもできます。
ただし、人間のウォーターサーバーのお水を与えるときは注意が必要です。
まず、硬度の高いお水は尿結石の原因になるので、与えるなら軟水や超軟水の硬度が低いお水にしてください。
また、特に天然水などは腐りやすいので、長期間水を置きっぱなしにしないように注意してください。